実績紹介 熊本県知事 新規一般建設業 土木、とび・土工工事業 個人事業主
本事案の概要
ご依頼は次のような内容でした。
| 業種 | 土木、とび・土工工事業 |
|---|---|
| 地域 | 熊本県 |
| 許可区分 | 熊本県知事一般建設業 |
| 申請区分 | 新規許可 |
| 事業主体 | 個人 |
本事案の特徴
本事案のお客様は、建設業許可を持つ法人で取締役を務めていらっしゃった方でした。役員退任後、事業をする予定でもなかったそうなのですが、知人からの頼みで大きな工事をしなければならなくなったので許可が必要になり、弊所にご相談いただきました。
お客様は建設業者で長年取締役をされていたので経営業務の管理責任者の要件はクリアしていました。その証明についても前勤務先からの経営経験の証明書と履歴事項全部証明書で足ります。一方の専任技術者の要件については、一級土木施工管理技士と二級建設機械施工技士をお持ちでしたので問題なくクリアしていました。
建設業許可を受ける場合は、満たさなければならない５つの要件があります。
①建設業を経営してきた年数
②取りたい業種に精通した技術者がいること
③財産的基礎があること
④業務に関して誠実性があること
⑤欠格要件に該当しないこと
中でも重要なのが①と②になります。
①経営年数
今回は、建設業許可業者で１０年以上の取締役経験がありました。そのため、役員経験については前勤務先の履歴事項全部証明書で、工事の実績については前勤務先から建設業許可更新の副本や事業年度終了届の副本をお借りしすることとなりました。なお、今回は土木工事ととび・土工工事業の２業種をご希望でしたが、これらの業種を営む建設業の経営経験が７年以上あったので問題ありませんでした。今回の具体的な証明資料は次 のとおりです。
●前勤務先の建設業許可更新申請の副本
●前勤務先の事業年度終了届の副本
②精通した技術者
お客様は一級土木施工管理技士と二級建設機械施工技士をお持ちでした。この場合はそれらの合格証明書のコピーを用意いただくことになります。
●一級土木施工管理技士の合格証明書のコピー
●二級建設機械施工技士の合格証明書のコピー
③財産的基礎
建設業許可を受ける場合は、５００万円の資金調達能力が求められます。今回は５００万円以上の預金残高証明書をご用意いただきました。
④業務に関する誠実性
全く問題ありませんでした。
⑤欠格要件
全く問題ありませんでした。
申請の結果
申請から１０日で許可がおりました。
本事案のように、前勤務先での経営経験がある場合や国家資格をお持ちの場合は、比較的早く建設業許可が取れることが多いです。そのためにも前勤務先との良好な関係が必要となりますので、退社の際には関係が悪化しないよう十分ご注意ください。お客様第一主義の建設業許可申請熊本ＰＲＯは 年中無休、朝７時から 夜１０時まで対応しております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
